とんでもない本
書けるときにババっと書きます。(ただの凝り性です)
とんでもない本を読みました。
滅多に新書は買わないわたしです(本当は買いたいのよ、ケチなのよ)。
ブックオフの100円コーナーで吟味し、立ち読みをするも、店内のあの独特の雰囲気に耐えられず、ええいもう買っちゃえ!とレジに走るのが専らの本購入スタイル。
たまにはエッセイ漫画でも読んでみようかと思い、適当に手に取った一冊の本を、つい先ほど読み終えました。
とんでもない漫画でした。
生理的に受け付けない方もいらっしゃると思うので、オススメはしません。
以下、ネタバレなしの雑感です。
読み終え、率直に感じたことは「なんか凄いな」でした。
いいとか悪いとかじゃなくて、もう訳が分からないのです。
でも、最後ちょっと泣いてしまいました。
何も知らずに読んだのですが、漫画のタッチを見た瞬間「あ、これヤバいやつだ」と直感的に思いました。
ごめんなさい、語彙力がなくて…でも本当にそんな感じでした。
わたしはこの病気に関する知識が皆無で、ただただ恐ろしいものだと思っていましたし、今でもそう思っている部分があります。
きっと、相手のためにも、自分のためにも、生半可な気持ちで関わってはいけない、そのくらい難しい病なのでしょう。
「そういうのもあるんだな」くらいに思うのが、今の自分には一番いい距離感なのかな。
途中、作者の妄想?幻想?がひたすら続く部分があります。
ここは、本当に訳が分かりません。
分からな過ぎて「なんだこれw」と思わず笑ってしまいます。
少し話が逸れますが、わたしは長時間昼寝をすると、うなされることがあります。
あっ、怖い話じゃないので大丈夫です。
目覚ましが鳴る→まだ眠い→寝たい…でも寝たらうなされ…→寝ちゃう
このタイミングでうなされます。
実際はただ寝ているだけなのですが、脳だけ起きているような感覚に陥ります。
動きたくても動けなかったり、声が出なかったり。
家族に「起こしてくれたよね?」と聞いたら、「いやなんもしてないよ、寝てたよ」と言われ、はて?あれは夢?と思ったり。
起きた瞬間「ハッッッ!!!!!!!(体ビクッ)」となったり。
不思議で、結構怖い現象です。
あと、極々ふつ~に過ごしていて、「あれ、もしかしてこれって夢?」とほっぺをつねって、「ああ現実か」となるあの現象も、たまに起こります。
ちなみにこの2つ、今までほとんど共感されていないので、ちょっと珍しい現象なのかもしれませんね…(笑)
話を戻します。
妄想や幻想って、これの100倍くらいひどいver.なのかな~と本当に勝手に思っていて、そんなことを考えながら読みました。
世の中色々な病がありますね。
病とまでは言わずも、大人になればなるほどみんな何かしら体の不調や悩みは持っているもの。
例えばちょっと風邪をひいただけでも「ああ、健康って素晴らしい…当たり前の毎日にもっと感謝しなきゃ…」って思いますもん。
この本は、のんびりと日常を過ごしていたら、まず体験しないような衝撃的なことが淡々と描かれています。
そんなハチャメチャ(などと軽く表現していいか分かりませんが)な内容から、ふと感じるあたたかさ。
生きてるだけで丸儲けだな~。